こめ油のおいしい話

こめ油のおいしい話

こめ油の原料は玄米を削って 精白米にするときにできる米糠です。

米糠は、玄米の表層部分や胚芽で、油を20%も含んでいます。米糠には精白米にはないビタミンやミネラルがたくさん含まれており、油に溶けやすい成分も少なくありません。

米糠を搾ったこめ油には、玄米が持つ健康パワーが凝縮されています。

製造方法

1 原料から油分を抽出
抽出
2 原油と脱脂粕に分離
原油 → 脱脂糠 → 飼料、肥料
3 精製
脱ガム(不純物の除去 ) → 脱酸(遊離脂肪酸の除去) → 脱色 → 脱臭 → 精製油 → ワックス成分除去
4 店頭へ

食用油の原材料と生産量

油名主な産地
大豆油アメリカ、ブラジル、カナダ、アルゼンチン
菜種油カナダ、オーストラリア、中国
コーン油アメリカ、南アフリカ
こめ油日本、ベトナム、ブラジル、インド、アメリカ
ごまナイジェリア、タンザニア、パラグアイ、ブルキナファソ、ミャンマー、中国、インド
綿実油アメリカ、オーストラリア、トルコ

国内の食用油の原材料

農林水産省が発表しいるH25年の搾油処理した数量を示しています
米ぬかは、輸入原料の数量がゼロになっており、国産原料のみでこめ油が生産されています

※こめ油は国内で供給される油の中で唯一の国産原料です

こめ油の何がすごいの?

  • 酸化安定性に優れている

  • 油酔いすることが少ない

  • 鍋にこびり着く酸化物が少ない

  • 揚げ物の品質をよく保ちます

こめ油の栄養成分

植物油にはオレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれています。
これらは体内で生成することができない必須脂肪酸とよばれ、血中コレステロールを減らし生活習慣病の予防効果が期待できます

オレイン酸とリノール酸の構成内訳

オレイン酸とは … 一価不飽和脂肪酸で、悪玉コレステロールの増加を防ぎ、善玉コレステロールをを減少させないと報告されています。比較的熱に安定している脂肪酸です。
リノール酸とは … 多価不飽和脂肪酸で体内で合成できない必須脂肪酸です。コレステロールの低下作用が強いです。
こめ油にはオレイン酸リノール酸がバランス良く配合され、善玉コレステロールはそのままで、悪玉コレステロールを下げる効果が期待できます。
一般的に食用油にはビタミンEが豊富に含まれております。抗酸化作用が強く油の酸化を防ぐ効果があり、 さらに、こめ油には特有の3つの天然成分があります。
  • トコトリエノール … ビタミンEの一種。血液中の悪玉コレステロール、動脈硬化の予防効果がある。スーパービタミンEと呼ばれている。
  • 植物ステロール … コレステロールの消化吸収を阻害する働きが報告されている。植物ステロール自体は吸収されず、排泄される為、油の食物繊維と呼ばれている。
  • γ-オリザノール … こめ油特有の成分。抗酸化作用、防かび作用があり、薬品、健康食品、天然食品添加物として利用される。

使い方・保存

使い方

油は温度が高くなるほど酸化しやすく、いたみます。
はじめに野菜類、次にフライのような衣がついているもの、最後に肉や匂いがつく魚類の順序にすると、効率的に調理が できます。

保存

油の酸化、劣化に関わる要因は、光、空気、温度の3つです

  • 光を避けるため、暗い場所に保管する
  • 栓をしっかりしめ、空気との接触を極力減らす
  • 温度の高いところはさける
  • 使用後は揚げカスを速やかに取り除く

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